釣り日記




やっぱりこれ。ゴミのこと。一時期よりは少しマシになったような気はするものの、 なくなりはしませんね。かずぼんのよく行く釣り場は荷役倉庫の建ち並ぶ船着場。だから釣り以外のレジャーに訪れる人はまずなく、それだけに ゴミは釣り人が出したものがほとんど (夏場はたまに、花火の燃えかすが放置されてたりするけど)。現に、釣り具や釣り餌の余りがそのまま 残されてる。少し先にちゃんとゴミ入れが置かれてるのに…。もっとも、このゴミ入れはそもそも港湾業者さんのためのものであり、釣り人が出すゴミを入れるものではないのだが…。
少なくとも、またこの釣り場に来ようと思う人なら、ゴミを放置しては帰らないだろうと思うんだけど、そんなことないですか?
かずぼんは釣りしてるとき、タバコを吸います。正直、吸い殻を海に捨てる衝動にかられることも…。「誰も見てへんから、いいやん」 「あかんあかん!たかが一本。されど一本。この一本がさらに海を汚す!それに今これを海にほかしたら、釣りの神様怒って、もう釣らしてくれへんで!」 なぁんて思うようにしています。
岸壁が釣り人のせいで荒らされることにより、釣り人を堅く締め出すしかないと 判断されるようなことにならないためにも、マナーは守るべきです。




釣りに行こう!


水曜日頃から気になりはじめる週末のお天気…。釣り好きなら誰しもそうかも。いや、 釣りに限らず、アウトドアの趣味があれば…
釣行前日の天気予報、晴れならウッキ~!雨ならショボン・・・(一番釣りやすいのは風のない曇りの日なんだけど)
ウッキ~!気分で、明日の釣りを想像しつつ、仕掛け作り等の準備。
「もう、この瞬間から釣りが始まっとんねんなぁ」なんて、イタイことを呟きながら…。
そして朝、まだ真っ暗な時間、ムクっと起きだし、家族に文句を言われぬよう、抜き足差し足忍び足(←ちとオーバー) 。家から出たとき、風がなければ「おっ、今日はいい感じかも。」
いつも同じ釣り餌屋さんで、ピッチピチのシラサエビを買い、コンビニで自分の餌(?)を買う。 餌屋さんは今までいろんな店で買ったり、他の釣り人から情報を得たりして、ここに落ち着いた。 気に入ってる点は、まずエビの生きがいい! しかも安い! しかもしかも大盛り!
対してコンビニは、寄る店はいつもバラバラ。どこでもそう大差ないからでしょうか…。
連れがいるときも、この餌屋さんの前で待ち合わせ。




釣り場にて


買い物を済ませて釣り場へ…。一番乗りならちょっと嬉しい。 いや、時期にもよるけど大概は夜釣りの最終コーナーに差しかかったであろう方々がいらっしゃる。入れ替わるように釣り開始~!
しょっちゅう同じ釣り場に通ってると、よく顔を合わす人も増えてくるもの。顔見知りになり、挨拶交わしたり、世間話したり…。 まぁ、ほとんどは言うまでもなく、釣り話になる。「おはようございます。今日はどう?アタリあった?」
挨拶交わさないまでも「(あっ、あのおっちゃん、また来てはるなぁ)」なんて思ったりして。ってことは 向こうさんも同じように思ってらっしゃるのかも知れませんなぁ。




タモ入れモタモタ


そうこうしているうちに、浮きにアタリが出ると一気にテンションが上がる! 魚が自分の仕掛けた餌にちょっかい出しに来てるんですよ~!このドキドキ感ったら、たまりません。『ツンツン・・・ツンツン・・・』 思わずアワセたくなるのをグッと我慢。念ずるは『食い込め・・・消し込め・・・』 なぜなら、ハネの場合、この前アタリの後、浮きが ス~っと入っていったり、いきなりスパンっと消し込んだりするもの…。
そして、本アタリが来て、アワセがうまくいき、魚が掛かった瞬間、「乗ったぁ!」とまた一気に血圧上昇。この感覚はいつまでたっても 変わりませんね。でも努めて冷静にやり取りしないと。それに、周りの目もあるし、慌ててちゃかっこ悪い(笑) 20cm程のチビセイゴでも案外 よく引いて、一瞬「あれ?タモいるかも??」って勘違いしたりして…。これまたかっこ悪い!
さぁて、問題は本当に大物が掛かったとき。40cmを超える、ハネレベルの魚になると、そのパワーは凄い! 引きは強烈! 魚にとっては火事場の馬鹿力(?) なんだろうけど、こっちも負けてられぬ!(やり取りを楽しむ余裕がない、とも言う) なんとかタイミングを計りつつ魚との距離を縮めていく…。 姿が見えたら緊張もピークに! と言うのも、タモ入れがまだまだ苦手でして…。モタモタしててバラシたことも何度か。あれほど悔しいことはないっ! やっぱり 自分一人でタモ入れして魚をゲットできてこそ一人前でしょ。これも場数を踏んで練習あるのみですね~。




過去の釣り


そんな、モタモタかずぼんですが、釣り歴は結構長くて、遡ること小学生時代まで…。 塾をサボって友達と近所の野池にフナ釣りに行ったのが最初。後でえらく叱られたのは言うまでもない。でも初めての釣りが楽しかったんですね~。 その後も随分行きました(さすがにもう塾はサボらずに)
フナ釣りと言ってもヘラブナ釣りのような本格的なものではなく、ミミズを餌にマブナ(かな?たぶん…)釣り。
中学生位になると今度はルアーのブラックバス釣りにも興味を持ち、フナの浮き釣りを置き竿にしつつ、ルアーを投げたりしてたなぁ・・・(気の多い、落ちつかん釣りだ)
このころ、立ち入り禁止の溜め池に入って釣りしてて、お巡りさんに見つかり、連れていかれたこともあったなぁ・・・(お説教、めっちゃ恐かった)
本格的に海釣りに行き始めたのは20代になってから。それ以前も海には父親に連れられてちょくちょく行ってたけど、友達と行くのはほぼ、池ばかりだったから。きっかけは 何でしょ・・・釣りに対する考え方が変わっていったのかも知れませんね。やっぱ食べられる魚がいいと。それに、誤ったおかしなイメージを持ってた、ってのもあるかも…。 『海は広い! これだけ広い海の中で、自分の前や足下に魚がいる可能性は低いのでは?  池は狭い!この範囲に絶対魚がいる。自分の近くにも魚がいる可能性も高いのでは?』  ところがこれは大きな間違いでしたね。印象としては、海のほうが魚影が濃いっ!! いや、それは場所にもよるかぁ・・・ 






はっきり言って、わかりません! なんで釣れるのか、なんで釣れないのか。
潮? 天気? 風? 連勝記録が続く代わりに連敗記録はもっと続く...
潮については一般的に、流れの速い大潮の日が魚の食いがいい、なんて聞くけど、
かずぼん自身はそう感じられる釣果が出てなくて…。それに、浮き釣りでは あまり潮が速いと、仕掛けがすぐに流されたり、海中で舞い上がったりして狙いのタナ(水深)取りに苦心したり、撒き餌もすぐどっかに行ってしまい、 ポイント作りが難しいです。程よい潮加減(?)というか、ゆるやかな流れがかずぼんには向いてるみたい。
天気については、日中はあまり太陽サンサンの日よりも陰ってるほうが、また、夜も満月光々としてるより暗いほうが、魚の警戒心が少ないって 聞いたことあるような気も…(もちろん魚種にもよるけど。例えば太刀魚とかは光に興味を示す)。たしかに曇りの日のほうが釣果は期待できる感はあるなぁ…。
風。これもやっぱり強すぎると釣りになりませんね。風にあおられて浮きがヒョロヒョロヒョロ・・・時には完全に寝てしまったり・・・。 これじゃ、魚のアタリも分かりづらい。
朝、風のない曇り空だったのに、にわかに雲行きが怪しくなってきて雨が降り出し、そのうち風もきつくなってきて、どうにも釣りにならなくて、 まだたっぷりあった餌を泣く泣く海にプレゼントして帰ったこともあるなぁ・・・もちろんボーズで・・・








せっかく釣った魚、持って帰って美味しくいただきたいですよね。キャッチ&リリースなんて勿体なくて、とてもできませぬ。 余程小さい魚や食べきれない位たくさん釣れた時(かずぼんには滅多にないけど。年1度位?)はさすがに海にお帰りいただくけど。
料理は普段ほとんどしない
かずぼんですが、自分で釣った魚を自分で捌いてみたくなりました。
捌くと言っても、ただウロコとワタを取り除く・・・、そういうことではなくて目指すは三枚おろし! 包丁もロクに持ったことないのに無謀か・・・? いや、まずやってみないと。
手始めは、ある日連れた30cm程のセイゴ。初心者が裁くには手頃なサイズかと思いまして(いや、単に当日釣れた一番大きな魚だっただけ)
生かせて持ち帰った魚をキッチンへ。釣り場から家までの15~20分の間にだいぶ弱ってしまってるけど。あまりに活きが良く、手元で暴れられるよりも、これまた初心者向き?
ウロコを落とし、包丁を入れる・・・。三枚にする一連の手順もやっぱり見るのとやるのとでは大違い。うまく包丁が入らなかったり骨や皮に身がたくさんついてたり。『これはこれで アラとして食べるからいいねん!』なんて、都合のいい言い訳をしながら…。
やってみると意外とおもしろい! というかもっと捌いてみたくなり一緒に釣って帰った、本来なら三枚におろす程のサイズでない魚を練習がてら捌いたりして。もちろん全ていただきました。 自分で捌いた魚の味は格別・・・とはいかず、なんとなくいつもと違うなぁ・・・って感じ。捌くのにモタついて味が落ちてしまったのか、人にやってもらったほうが美味しく感じるのか・・・
とにかく、早く、美しく魚を捌くのは一筋縄ではいかず、練習あるのみですね。