2010年12月26日日曜日

お寿司、外国でも安全に

 海外で急増しているすし店に衛生面での知識を普及させようと、全国すし商生活衛生同業組合連合会(山縣正会長)が外国のすし店で働く人を対象とした「すし知識海外認証制度」を始める。
 まずは来年1月26、27の両日、シンガポールで初の講習会を開催。東京都内で40年以上すしを握っている山縣会長ら職人たちが同国を訪問、ネタの鮮度を維持するための方法や魚に適した調理法など、基本的な知識を伝える。
 ヘルシー志向の高まりなどから、世界的に和食ブームが広がり、日本の代表的な料理として最近は天ぷらよりもすしの人気が高いという。ところが、「生魚の扱いを知らない外国の料理人たちがすしを握って、食中毒を発生させるケースが少なくない。ここまま放置しては日本のすし文化に傷がつく」と山縣会長。
 そうした危機感から、同連合会の職人が外国へ出向き、魚介類のほか調理器具の扱いも含めて、衛生管理などの基礎的な知識の普及に乗り出すことになった。数時間の講習の後、試験を実施して一定レベルに達した人には認定証のほか、有料でバッジが与えられる。
 山縣会長は「『認定証のある店は安全』と信頼されるように、しっかりと基礎的な知識を教えていきたい」と話している。講習会は2月以降にロンドンでも行う予定。その後も各地に5、6人の職人を派遣して、安全なすし作りの知識普及に努めていきたいという。

良い試みだと思います。認定証やバッジが普及すればいいですね。しかし有料のバッジって、おいくらにしているのでしょうか・・・

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