2010年12月11日土曜日

全日空、初めて日航を上回る

 国内線と国際線を合わせた10月の旅客輸送実績で、全日本空輸が、日本航空を上回った。

全日空が日航を上回るのは、日航と旧日本エアシステムが統合した2002年以降、初めてだ。

全日空の輸送実績は、前年同月比5.7%増の399万8429人。一方日航は14.2%減の369万6072人と落ち込んだ。1月に会社更生法の適用を申請した日航が、大幅な路線撤退に踏み切るなどしたためだ。

日航は採算性を向上するために航空機の小型化を進めている。搭乗率は国内線が前年同月比4.5ポイント増の67.7%、国際線が2.6ポイント増の77.7%まで改善した。しかし、全日空の国内線(70.7%)、国際線(79.8%)をいずれも下回る状況が続いている。

全日空が日航の落ち込みを尻目に伸びてきてますね。ここのところ日航には暗いニュースばかり続いているので全日空にとっては大きなチャンス。日航にとっては我慢の時なのでしょう。10月のその差は約30万人ですが、日航は10月末から順次、国内線30路線で撤退していることから、11月にはその差がさらに拡大すると予想されますね。

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