2011年1月2日日曜日

「タンス預金」増加、82兆円

 日本銀行はこのたび、2010年末の日本銀行券の発行残高を発表した。市中に出回った札の総額は、前年末比1.7%増の約82兆円で、2年ぶりに過去最高を更新。いわゆる「タンス預金」と言われるもので、韓国1国のGDPに相当する巨額なものとなった。

多いと感じるか、少ないと感じるかは個人差があるだろう。しかし、実際のタンス預金は膨大な金額に上る。たとえば2008年に発表された日銀の論文で見る と、タンス預金は30兆円。これは1万円札30億枚に相当し、同年の1万円の流通枚数が70億枚ということを考えれば、約4割はタンス預金だったというこ とになる。

タンス預金は2009年は減少したが、今年に入り再び増加に転じている。この理由としては、ゼロ金利が長期化しているということ、さらには、金融機関からの借り入れ自粛などが影響していると見られる。

まぁ凄い額のタンス預金です。動かないお金がこんなにもあるのは大問題と言えるのではないでしょうか。 ”韓国1国のGDPに相当する巨額”ですよ! たとえ一部でも消費に回れば景気にも好影響を及ぼすでしょうに・・・。なにはともあれ2011年、景気が回復することを願わずにはいられません。

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