2011年1月17日月曜日

内食志向で「家弁」グッズ好調

「昼食を作る手間を省きながら、家族の健康管理をしたい」という。主婦層を中心に、「家弁」専用の弁当箱が人気を集めている。

共働き家庭の増加やライフスタイルの多様化により、食事の時間が合わない家族が増える中、「家弁(いえべん)」と呼ばれる自宅用の弁当が注目を集めている。家弁とは、市販の弁当ではなく、自宅で食べるための手作り弁当のこと。人気の背景には、景気低迷や健康志向の高まりから、外食より内食派が増えていることもあるようだ。

当初の家弁は、主婦が夫や子どもの弁当を作るついでに、自分の弁当も作るケースが多く、家弁を作品としてブログに掲載する主婦が急増。ブームに目をつけた東急ハンズやロフトは、家弁コーナーを設置するなどして、カラフルな家弁専用の弁当箱が若い主婦から人気を集めた。これらの弁 当箱の特徴は、従来の弁当箱のように持ち運びのしやすさではなく、「電子レンジ・食洗機対応」や「仕切り付き」など、自宅での使いやすさに重点が置かれて いる。

弁当箱メーカー・イエロースタジオの「デリ 仕切り・フタ付き ランチプレート」は、北欧の食器をイメージしたプレート式の弁当箱だ。プラスチック製のプレートに仕切りがあり、汁気のあるおかずを詰める際に便利。フタも付いているため、保存の際にラップを使う必要がない。電子レンジでの温め直しも可能だ。

こうした使い勝手の良さから、帰宅時間の遅い夫のために食事を取っておいたり、仕事を持った主婦が家族の食事を作り置きするなど、家弁が活用されるシーンは広がりを見せている。

たとえば、イエロースタジオが販売する子ども専用の「ボンカフェスイーツ ランチプレート」は、食が細い子どもを持った母親からの支持が厚い。「食欲がなくても、ピクニック気分で楽しく食べてくれる」「ポップなデザインで、お子様ランチのように見栄えがいい」といった声が多く、ランチだけでなく夕飯も家弁を活用する家庭は少なくない。

昨年7月から「家弁(UCHIBEN)」シリーズを展開する弁当箱メーカー・たつみやでは、木目調の弁当箱「HAKOYA  ハコヤ 弁当箱」が人気だ。フタを付けても外しても積み重ねることができるため、家族分の食事を作り置きしても、冷蔵庫にすっきりと収納できる。

昼食を作る手間を省きながら、家族の健康管理もできる家弁。いつものランチや夕飯も、今年は専用の弁当箱を使って気分を一新するのもいいかもしれない。

なるほど、作り置きに弁当箱もいいかもしれませんね。駅弁とかで、ありますけど、そのうちレンジでチンしなくても温まる機能の付いた弁当箱も出るのではないでしょうか。いや、もうあるんですかねぇ。以前「食の強い味方!」でご紹介した通販も使えそう。

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